<放デイ>良い放デイの見分け方と使い方

2018年7月2日制度の解説

放課後等デイサービスとは発達障がいなどの障がいのある子どもにむけた将来の自立支援や療育的な支援、そして保護者支援を行う事業です。

ここでは事業所を運営するものだからわかる放課後等デイサービス利用の使い方と事業所の見るべきポイントついて解説します。

目次

1.放課後等デイサービスの基礎知識

2.放課後等デイサービスの使い方の流れ

3.事業所に聞いておくべきこと!

4.事業者から見る良い事業所の見分け方!

5.最後に

1.放課後等デイサービスの基礎知識

 

対象障害児通所受給者証を持つ小学生~高校生の児童

費用1か月4600円+事業所毎の食費などの実費(家庭の所得によって0円、4600円、37,200円のいずれか。感覚的には4600円の場合が多いです。費用は受給者証に記載されます)

※何度利用しても上記金額になります!これは、下記のような仕組みになっているからです。

①中軽度のお子さま対象だと1日の利用で約3000円~10000円程度費用が発生するが、その9割は公費で賄われるから。(自己負担は金額の1割になります。)

②所得によって利用者負担上限額(0円、4600円、37200円のいずれか)が設定されているから。

例)負担上限額4600円で月に20日利用した場合。

1日負担額1000円×20日=利用する側の負担額 2万円

しかし、利用者負担上限額が4600円のため4600円が負担額という形です。

⇒感覚的には8割がたのご家庭が4600円の利用料金+実費で放課後等デイサービスを利用されてるかな??

2.放課後等デイサービスの使い方流れ

①市役所の障害福祉担当課に行く

まずは市役所の障害福祉を担当する課にいき、放課後等デイサービスを利用したい旨を伝えましょう。そこで地域の相談支援事業所(放デイを利用する際に必要な事業所になります。)や放課後等デイサービス事業所を紹介してもらいます。

また、受給者証の申請の流れや必要な書類等、そして地域の放課後等デイサービス事業所一覧をもらっておきましょう。

 

※②と③は地域や場合によっては前後するかもしれません。

②相談支援事業所にLET’sGO!

相談支援事業所に行き、親御さんの求めていること、子どもにさせてあげたいことなどを相談しましょう。

親御さん、子どものニーズに合った事業所を紹介してもらえます。

(地域によっては相談支援事業所が足りず相談まで時間がかかる場合があるのでお早めに!地域差はありますが、だいたい12月~翌3月は込み合います。)

また、放課後等デイサービスを先に見学する場合は、市役所でもらった一覧からHPや電話をつかって気になる事業所をピックアップしましょう。

(福祉系はHPが充実していない所が多く、、、地域によっては探すのがとても面倒です。。。)

 

③実際に事業所の見学をしよう

事業所に聞いておきたいこと!(下部)

良い事業所の見分け方(下部)

④相談事業所へ!!

相談支援事業所で放デイの利用に必要な障害児支援利用計画案をつくってもらいましょう。(これがないと受給者証が発行されません。。。)

⑤ 行政の障害福祉の担当課へ!

障害児通所給付費支給申請書と障害児支援利用計画案を提出します。この際に所得を証明する書類や療育手帳や障害者手帳(もっている場合)を提出します。 療育手帳がない場合は医師の診断書や児童相談所などの意見書などが必要な場合もあります。(逆に手帳がなくてもそれがあれば、放デイは利用できます!)

⑥調査

受給者証を発給するための要件を満たしているかどうか、また子どもに必要なサービスの日数について市町村の窓口で検討されます。

面接調査が必要な場合が多く、場合によっては訪問調査が行われる場合もあります。

⑥受給者証の交付

支給が決定したら、受給者証が交付されます。交付をうけたら、障害児支援利用計画を作成します。相談支援事業所が受給者証に記載されている交付内容と照らし合わせ、希望する事業所と連絡し調整して作成してくれます。

(本来ならば×ですが、、、受給者証が実際に送られてくるのが利用開始後になる場合もあります。交付日が利用開始前であれば大丈夫ですが、、、地域の相談支援事業所の少なさが原因です。。。。)

⑦放デイの利用契約締結、利用スタート!!

やっと放デイの利用が見えてきました。

印鑑や療育手帳(もっている場合)など事業所によって契約時の持参物はかわります。契約し、事業所の児童発達管理責任者の方と話をし、子どもがやりたいことなどを伝え、個別支援計画を作ってもらいます。

またこの際にアレルギーや持病などの情報は絶対に伝えること。あとは、パニックになる前の様子やそのきっかけ。興味関心などを伝えるとよりスムーズに子どもがなじめます。

以上が放デイの使い方になります。

 

3.事業所に聞いておきたいこと!!

知るべきポイント①

開所の曜日や時間、送迎の有無

知るべきポイント②

子どもの様子(支援学級の子が多い事業所や支援学校の子が多い事業所など、子どもによって雰囲気は変わります。)

実際に支援の様子を見ることができればよいですね。

知るべきポイント③

〇職員の数や資格、年代、男女比率

-作業療法士がいる事業所は貴重!

-保育士や児童指導員と呼ばれる人が多い事業所は子どもの扱いがうまい可能性たかし!!

-女性が多い事業所のほうがお母さんの気持ちに応え、きめ細やかなサービスをしてくれる傾向がある!

-若い職員が多いほうが、様々な療育をしてくれる傾向がある!

※上記は、あくまで傾向なので、しっかりと様子を見ることができればよいですね。

 

知るべきポイント④

<<<児童の在籍数>>>

児童の在籍数がおおむね15名以上になると利用が一部断られたりする事業所もあります。

ただし利用児童がそれほどいない事業所にはそれなりのワケが、、、

親御さんの仕事でどうしても毎日入りたい!ということであれば利用児童が少ない事業所を選ぶのも一つの手ではあります。

 

知るべきポイント⑤

<<<一日の過ごし方>>>

ここで注意すべき点は事業所によってはテレビを見せているだけ。パニックにならないようにドライブさせているだけ。そんな事業所もあります。

どんな支援をしてくれるのかしっかりと聞きましょう!

以上が知るべきポイントとなります。その他にも不安なことや質問はこの時にしてしまいましょう!

4.事業者から見る良い事業所の見分け方!

〇時間割や過ごし方の流れなどが可視化できている事業所(子どもが見通しをもって過ごすことができます。)

〇代表者が子どもの支援について熱心な事業所(代表者がお金の決裁権をもっているので、代表者が支援について熱心な事業所は教材なども充実しています)小さい事業所などは代表者の方から説明が受けられれば、「なぜこの事業を始められたんですか?」と聞いてみてください。

〇公園等が近くにある事業所(ちょっとしたときに子どもを外で遊ばせて、気分転換させてくれます。)

〇児童発達管理責任者がコロコロ変わらない事業所。(コロコロ変わる事業所はあまり雰囲気もよくありません。これは相談支援事業所に簡単に聞いてみたらいいですね。)

5.最後に

いろいろと手続きが大変ですが、何分、税金を使って利用するので致し方ない部分があります。

しかしその分、よい事業所に通えると、、、

①子どもの視野や興味関心、学びが大幅に増える

②子どもが事業所で活動してくれるので、家で安心して過ごせる。

③お母さんが困ったときに事業所の人が親身に相談にのってくれる。

など良いこともたくさんです。

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Posted by ミトメミノル