<障がい児>子どもが自分でパニックを対応できるように。。。

2018年7月4日子育て子ども, 放デイ, 発達障害

パニックにならないようにすることも大切ですが、パニックになってしまった時の対処法を子どもと一緒に見つけることはその子の大きな財産になっていきます。

しかし現場にいるとどうしても「パニックにならないように。。。」と気を使ってしまいます。なのでこの記事は自戒も込めて、、、

目次

 

〇なぜパニックにならないようにしてしまうのか

①パニックになってしまう原因は「自分のルールと違うから」「納得できないから」「友達などの他人からの言葉がけ」の大体3つのどれかであり、大人が寛容になればパニックにならないから。

②一方パニックへの対応は、子ども子どもによって十人十色でそれを見つけることが難しいから

③パニックへの対応法を見つけても、子どもがそれを会得することに時間がかかるから。

=親や支援者が大変。。。。

特に地頭のよいグレーゾーンの子は

①「〇〇したくない」から言い訳してみる。ちょっと怒ってみる。

②親や支援者が「〇〇しなきゃいけない」と何回か伝える。

③子どもがその言葉に反応してしまい、自分でもわがままを言っているのか怒っているのかわからなくなってくる。

④本当にパニックになる。「〇〇しない」に固執してしまう。最初は言い訳だったものが本当の理由であると考えてしまう。

の場合が多いような気がします。

〇パニックになってしまうことはダメなこと?

それは違います。

「パニックになりやすい」というのは、その子の変えられない部分でもあります。年齢とともにパニックになりにくくはなりますが、それでも「自分が納得できないこと」に対して感情が左右されてしまう傾向はあるといえます。

でてくる感情は、誰にも否定することはできません。対応するべきは、出てきた感情によってその後どのような行動をおこなうかです。

また、個人的には自分が納得できないこと」って実はみんな納得できないことで、それをあいまいにしているかしていないかの違いだと思うのです。あいまいにすると社会生活をソツなく送ることはできますが、「納得できないこと」を解決していくことが社会的に本来解決しなければいけないことです。なので、そこの「納得できない部分」というのは大切にしてあげたいな、してほしいなと支援者としては切に願います。

それでも「納得できない」=「ほかの人に迷惑をかけてもよい」とは違います。納得できないことは大切にしつつも、自分の行動をコントロールすることは必要になってきます。

〇パニックになった時の対処法がなぜ必要なのか

①社会生活を送るうえで、パニックにならない環境は排除できないから。

②自分の感情を反社会的な行為で解決するのではなく、誰も迷惑のかからない方法で昇華していくことが本人の自尊心と自己理解の形成にもつながるから。

〇パニックになった時に教えたい対処法(パニックにならないように自分で対処する方法)例

ここからは現場で実践し成功してきた例を挙げたいと思います。

①感情が安定する方法を持っておく。

例)編み物をする。新聞紙を破る。トイレに行く。狭い空間で過ごす。散歩にいく。本を読む。

これは子どもによって違うので、親や支援者が子どもを観察しトライ&エラーで提案して行く必要があるかなと思います。

またその提案のタイミングは、パニックになったらすぐではなく、すこしパニックが続いた後が効果的かと思います。これは「怒り」が親御さんや支援者に向っている間は意味がないからです。すこし間が立つとその怒りをモノやほかの人にぶつけたくなってきます。その時がベストかなと思います。

②自分で予定を確認できるようになる。

子どもの中には「勝手に」予定を立ててしまい、それと違うこと場合に怒ってしまう場合や「予定がみえずに」パニックになるケースがあります。

そのような子どもには最初は「今日の予定を確認しよう」という声掛けのもと予定を確認するという習慣づけが大切です。

それによって、感情が安定して過ごすことができるという成功体験を子どもに与えてあげましょう。

 

〇注意点

・親や支援者も約束はしっかり守ることを意識しましょう。誰がみてもしかたないなという理由がある場合はしっかりとそれを説明しましょう。宿題などは学校から帰ってきたらすぐにやるなどのルールを作ることが大切です。

・パニックになっても無理やり親御さんや支援者の意見を通すというのはやめましょう。パニックになった後、上記の対応をとり感情を安定させてから、子どもが納得してからやらせるようにしましょう。

・ついついわがままを聞いてしまいがちですが、やらなければいけないことはやる。やってはいけないことはいけない。は絶対に曲げてはいけません。子どもが怒ればわがままが通ると思ってしまいます。

〇最後に

これらの方法は親御さんや支援者にとって、定着させるまで子どもが成長するまではとても大変なことです。

しかし、この大変を乗り越えれば、

①子どもが素直に育ってくれる。

②子どもが大きくなった時に親が大変ではなくなる。

③社会生活に必要なスキルを備えることができる。

と人生を豊かに生きる上で大切なことを教えてあげることができます。是非一緒にがんばってみましょう。

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Posted by ミトメミノル